手持ちのレコーダーの1つである、アナログオンリーの東芝RD-XS48を移行前にデジタルチューナー機に移行しようと思い、同じく東芝の現行RDシリーズにと思いRD-BZ系辺りが機能、予算的にイイかと思ったのですが。口コミを見たところ、どうやら色々とガッカリらしく、メーカーに交換してもらっても不具合を起こすと言う声もちらほら。HD-DVD派だった初の純粋な東芝謹製のBDレコーダーである点を考えれば、まぁ完成度は・・・お察し下さい ってことなんでしょうか。しかし、初物に人柱を捧げて、人力で地雷撤去するのはこの手のモノではよくある事なので、ある種やっぱりではありましたが。
と言ってもRDユーザー的にはより上のRDを求めるが故の厳しさがあるのではないかとも思えます。だとしてもメーカー交換の報告件数を考えると、かつて散々振り回されたビクター製レコーダーが思い出されます。あれは完全にアップデートでどうこう出来るレベルではなかった代物だったので、そのレベルだとしたらアップデートによる改善も何処まで期待出来るかの判断は難しいところです。何分アナログ時代の使い勝手が良かったので、デジタルチューナー機になってからのモッサリ感が残念なのは確かです。
TV部門はかなり力が入っていますが、やはり規格戦争で負けてBDは作らない発言からのBD参入という流れになっているので、技術の蓄積が不十分の状態での販売になってしまったのでしょうか?改めて当時のカタログを見ると、所々の機能がアップデートによる対応予定となっているので、スケジュール優先で、ソフト面の完成度が十分ではなかったのではないかと思えてきます。
そう言うわけで、思い立ったものの保留という形にしておきます。当然に他のメーカーもある訳ですが、RD教に浸りきっていると改宗が利かなくなるのです。
何故かレグサ側に、デジタルチューナーの映像信号をアナログで録画機器に出力出来るという不思議機能が搭載されていたので、シングルチューナーレコーダーとして延命が可能だったので、当面は今年の新型が型落ちするのを待つ事にします。